子連れ離婚が頭をよぎってるときの対処方法は?

離婚
回答いただく専門家は、共同養育コンサルタントであり、一般社団法人りむすびの代表のしばはし 聡子氏です。

子供がいて離婚が頭をよぎってるときの最適な方法について専門家が回答

20代 主婦 女性からの質問
「幼稚園の子供がいる主婦です。 最近夫婦仲が良くなく喧嘩も多くなって疲れてきています。 そこで子連れ離婚が頭をよぎっているのですが、 どうしたらいいでしょうか?」

お子さんがいらっしゃってなかなか夫婦のコミュニケーションが取りづらくなってくる時期なのではないかなと思います。そんな中なかなか夫婦で仲良く過ごす事が出来なくて、喧嘩が増えてしまう。それでつい離婚が頭をよぎってしまうという事もあるかと思いますし、凄くお辛いように感じます。ここでどのように気持ちを整理して、方向性を決めていけば良いのかという事をお伝えしていければと思います。

まずこの方は主婦という事ですね。20代の主婦の方でお子さんがまだ小さい幼稚園生ですよね。ここでつい「離婚しちゃえば楽になるのに」と思いがちです。思うのは本当に自由なのですが、2点ちょっと考えてみていただければいいかなと思っています。

1つ目、まず夫婦の関係を良くしていくためにはどうしたら良いのか?これは離婚ではなく、今の形をより良くしていくための方法を考えていくという方法になります。

2つ目は、万が一離婚の道を選ぶためにはどうしていけば良いのか?その2点をお話していこうと思います。

まず1点目ですが、修復に向けてまた仲を良くしていくにはどうしたら良いのか?きっと本当にもう生活のリズムも違って、主婦は子育て・家事全てをやっていてもなかなか感謝されづらいような時が多いのではないかなと思います。

そしてご主人も仕事が忙しくて、おそらく20~30代くらいの方であれば仕事も忙しく帰ってくるのも遅くて育児もなかなか手伝いが出来ない、ないしは「やっているじゃないか!」みたいな思い込み。「僕はイクメンだ」と思っている。その辺りですれ違いが起きてしまうという事も多いんですよね。

ですので、例えば幼稚園に預けている間に、難しいかもしれないですがご主人に1回ちょっと有休を取っていただいたりして、2人で過ごせる時間を作ってみる事をご主人に提案をしてみる。そこで文句を言うのではなく、「少し最近話が出来てないから、1回2人で話せる時間を作ってみたいけどどう思う?」と相手に尋ねる形で聞いてみる所から始めてみると良いかもしれません。

そこで喧嘩をして仲が悪いと、そういう事を自分から歩み寄るってお互い意地になって出来なかったりするんですけれども、気付いた人が先にやれば良いのかなと。その一歩でもしかしてご主人も何か話したい事があったのかもしれないですよね。なので、きっかけを作ってみるという事を始めてみるのもひとつです。

そしてもし2人で話すのが難しいという事であれば、何度か話し合いをしたうえで難しければ専門家を仲介に三者で話すという方法もひとつあります。幼稚園に預けている間が難しいという事であれば、今民間でもベビーシッターとか割と安価で依頼できたりしますから、そういったものを活用してみるのもひとつかもしれないですね。

2点目ですが、1点目をやってみてもご主人の方が「別に話し合う事なんかないじゃないか」でしたり、話し合いをしてみて「私はもう少しこういう風にしてみたいと思うの」と提案をしても、「そんな事やる必要無いだろ」だとか「主婦なんてたいした事無いじゃないか」みたいなモラハラ的な発言ですとか、意思疎通が出来ない場合に、いずれ離婚を見据えるというのも可能性として、自分の中で選択肢として持っておきたいのであれば、大事なのはまずこの主婦という所から一歩前進する事です。

つまり収入という部分ですね。自分自身で仕事を持ち、自分で自立できる状態を作るという準備期間をまず今始めていく事も大事になってくるかと思います。資格を取るでも良いですし、パートから始めるでも良いですが、本当に離婚、しかも子供を連れて離婚となると、たとえ養育費をもらえたりしても自分自身きちんと自活できる事は必須になります。

ですので、いずれ離婚をしたいという時に結局離婚が出来ないという事にもなりかねませんから、その準備を今のうちにしておく事もひとつですね。そして自分で何か仕事をやったり、やりたい事を見つけたりすると、案外夫に対する不満って見えなくなってきて、自分のやりたい事に邁進していく。そして夫もそれを「なんか奥さんが輝いているな」と思ったりすると、割と関係が良くなってきたりするんですよね。

主婦同士で集まるとどうしても夫の悪口ですとか、他の家庭と比較しがちですが、どこか違う外に出てみるというのも、離婚を見据えてというきっかけでありながらも、もしかしたらそのまま夫婦関係も良くなる事もあり得ます。

そして子供がいますので、本当は離婚しない事が一番です。私は離婚をした後も両親で子育てをする「共同養育」という理念のもとご相談業務をしていますが、離婚をする事はまず絶対に子供にとってはダメージがあります。ですので、しない事を選択できるようにまず一つずつやっていくというのが大事になってくるかなと思います。

こちら一般社団法人りむすびでは、離婚を迷っているママ、パパもですけれども、その離婚を見据えたうえでのご相談。そしてこれから修復を考えている方に対しての夫婦三者でカウンセリングの仲介。そういった事も行っておりますので、いきなり「弁護士に相談して離婚をしていくぞ!」という臨戦態勢に立つのではなく、気持ちの整理、そして相手との気持ちの仲介。そういった事のお手伝いもしておりますので、どうかお一人で悩まずに良かったらご相談ください。