ファイナンシャルプランナーの仕事内容とは

ファイナンシャルプランナーの仕事内容
回答いただく専門家は、住宅ローンに強い独立系ファイナンシャルプランナーの平井 美穂氏です。

Q.ファイナンシャルプランナーは具体的にどんなお仕事をするんですか?

ファイナンシャルプランナーとは、お客様の将来の夢や理想とする人生を実現するために、経済面から計画を立てて実行するためのお手伝いをする仕事になります。

お客様のご家庭の家計や、会社を経営されているお客様であれば会社の財務内容を診断して悪い所が無いかどうかチェックをして、悪い所があれば治療方法も提案して実際に治療する実行支援も行う事で、お金のお医者さん」と言われる事もあります。

Q.ファイナンシャルプランナーの仕事はどんな業務内容が多いですか?

ファイナンシャルプランナーの仕事は主に3つの柱から成り立っています。まず1つ目がコンサルタント業務ですね。面談業務とも言いますけれども、お客様のお金の悩み、あらゆる相談に乗る。そして解決策の提案までして、解決策の実行支援もする。これがコンサルタント業務になります。

そして2つ目は講師業務ですね。企業の従業員の方向けに、企業教育の研修講師をしたり、例えば私なんかの場合は金融機関で住宅ローンの融資業務をしていたり、不動産業界で不動産の営業をしていましたので、まぁそういった所もFPの仕事の業務に関わりますので、そういう得意分野を主に研修させていただくような事もあります。あるいは大学、高校、中学校、小学校の生徒向けにお金の授業をしたりするような事もあります。

そして3つ目が執筆業務になります。私自身も去年、一昨年と本を出版しましたが、それ以外にもウェブサイトで執筆をしたり、色んな情報誌の記事を書くような業務があります。

こういったコンサルタント業務、講師業務、執筆業務。この3つがFPの主な業務になるんですけれども、私がその中で一番多くウエイトを占めているのはコンサルタント業務になります。

それ以外にも企業の従業員の方や大学、小学校、中学校、高校の生徒に授業をしに行く事もありますけれども、一番ウエイトを占めているのはコンサルタント業務になります。

Q.どんな悩みを持った人がよく相談にきますか?

私は自分自身のキャリアが元々不動産の営業をしていたという事と、その後金融機関に転職をして住宅ローンの融資業務なんかをしていたという事で、今は主にこれから住宅を購入するお客様が、自分の子供がこれから1人、2人、3人と生まれていった時に、教育費を払いながら無理なく買える予算がいくらなのかとか、住宅ローンの返済を最後まで無理なくしながら、老後資金を貯められるのか、自分たちの家計にとって妥当な予算を知りたいという事で相談にいらっしゃる方が一番多くなっています。

Q.ファイナンシャルプランナーの相談料金の相場はどれくらいですか?

私の事務所は初回面談90分で1万5千円+消費税になっています。ただ相談は土日に集中しますので、平日の場合は90分で1万円+消費税という風にちょっと覚えやすくさせていただいていますが、面談料金はFPの先生によって1時間…相場でいうとどうですかね。5千円から2万円くらいの間ではないでしょうか。

Q.ファイナンシャルプランナーの一日の仕事の流れを教えてもらえますか?

その日によってやる業務が全く異なってくるのですが、まずは平日の場合は朝起きたら新聞だとかニュースだとかメールのチェックをして情報収集をします。

その後アポイントが入っていなければ、提案資料をひたすらパソコンに向かって作成したり、ホームページのメンテナンスをしたり、執筆業務をしたりという日々になります。

土日は主に面談予約が入っていますので、朝から夜まで1日3~4件の面談をするというような流れになっています。

Q.ファイナンシャルプランナーはどんな人に向いていると思いますか?

まずはお金が得意な人ですね。計算が得意な人。それと黙々と緻密な作業をパソコンに向かってしますので、孤独に耐えられる人。それと、そういった着々とですね、黙々と緻密な作業をする事に耐えられる人が一番向いていると思います。

あと、最も大事な事はクライアントのお客様の悩みに心を傾けてお聞きするんですけれども、そのお客様自身が気付いていない本当の悩みの本質。お客様自身は言葉に出していなくても、そのお客様の発している言葉の裏側にある本当の悩みの本質を捉えるためのヒアリング能力や、コミュニケーション能力というのが重要になってきます。

Q.ファイナンシャルプランナーになる為にどこかで学ばれたんですか?

ファイナンシャルプランナーは、6つの専門分野の知識が必要とされます。その6つというのが、ライフプランニング、保険、資産運用、不動産、税金、相続・事業承継なんですが、この6分野のうちまず私は一番最初に大学を卒業して就職した会社が不動産営業の会社でしたので、ここで7年間営業をした事で不動産の知識を身に付けました。

その後金融機関に転職をして、金融機関では保険と金融商品ですね。投資信託や債券、外貨預金といったような金融商品の販売をしていましたので、この金融機関で保険や資産運用の知識を得ました。

さらに、金融機関でお客様の相談に乗っていると、税金や相続の話というのはやはりどうしても出てきますので、そういった知識も実務経験の中で学びました。
ただ、不動産営業と金融機関にいた時に学ばなかった事がライフプランニングなんですね。

こちらに関しては、元々金融機関にいた時にもAFPとしてファイナンシャルプランナーの資格は持っていたのですが、その後出産を機に育児休暇を取っている時に上級資格であるCFPの勉強をした時に、ライフプランニングの知識や提案方法というのは独学で学んだ形になります。

Q.ファイナンシャルプランナーは働いて経験を積んで独立することが一般的ですか?

ファイナンシャルプランナーと一口に言っても、色んなファイナンシャルプランナーの方がいます。保険の営業だけをしているファイナンシャルプランナーもいれば、講師業務だけをしているファイナンシャルプランナーの方もいます。

ですので、元々そのファイナンシャルプランナーのバックボーンが必ずしも金融機関でFP業務をしていたという事は無いと思います。ただ私のようにコンサルタントを主にしているFPに関しては、やはり資産運用であったり、住宅購入の相談であったりする場合には、金融機関だったり不動産会社出身のFPが多いような気はしています。

Q.ファイナンシャルプランナーに興味がある人に何かメッセージはありますか?

お金の知識は私達が生きる上で必要不可欠な知識になります。私の所には年間200件くらいのお客様がお金の相談にやって来るんですが、中には金融機関で何十兆円というお金を動かしているファンドマネージャーの方だったり、何社もの会社を経営しているビジネスオーナーのお客様なんかもいらっしゃいます。

それだけビジネスで成功している人達でも、いざ自分の家計、お金の事になると全くわからない、悩んでいるという方がたくさんいます。それだけお金の知識を持っていると多くの方の役に立てるという事です。お金の知識を持っていると自分自身も豊かになりますし、周りの人を幸せにする事が出来ますので、是非皆さんもファイナンシャルプランナーの勉強をしてみてください。

Q.最後にユーザーに向けて自己PRがあればお願いします。

今はインターネットの普及なんかで、あらゆる情報が溢れすぎています。皆さん悩んでいて、商品も複雑化しているので、特に住宅を購入する時だとか、せっかく入ってきた大事な老後資金である退職金の運用を間違えてしまって失敗してしまう。そういう誤った経済行動をしてしまう事が世の中にありふれています。

お金の勉強を自分自身でする事はとても大事なんですけれども、インターネット上には誤った情報なんかも出ていますし、自分でいちから勉強するとなると物凄い時間がかかったりしますので、もし自分で解決出来ない悩みにぶち当たった時には、お金のプロであるFPに相談してみるという事も是非してみてください。

専門家のプロフィール
専門家の記事一覧
「あらゆる会社の商品の中からお客様にとってベストな商品をご提案する独立系ファイナンシャルプランナーとして活動しています。」
職種 ファイナンシャルプランナー(CFP)
社名 平井FP事務所
役職 代表
名前 平井 美穂
サイト https://fp-hirai.com/