暴力だけがDVではない!DVの種類や範囲とは?

怒る・DV
回答いただく専門家は、夫婦関係専門カウンセラーであり、カウンセリングサロンLe Port(ル・ポール)の代表の松尾 聡子氏です。

DVの種類や範囲について専門家が回答

20代 会社員 女性からの質問

「付き合っている彼氏が機嫌が悪くなったり、喧嘩したりする時にDVに近いことをされます。
直接的な暴力はないのですが、暴言を吐いたり、物を蹴ったりなど、恐怖を感じることがありますが、DVの境目はどこからか教えて下さい。」

DVというのはドメスティック・バイオレンスの略の事です。夫婦や恋人など親密な関係にある男女間での暴力の事ですね。わかりやすいのはやはり肉体的な暴力です。例えば殴るとか蹴る、髪を引っ張るとか物を投げつけるなども身体的な暴力になります。

ただこの暴力というのは、肉体的なものだけではないんですね。例えば相談者さんからのお悩みのような、暴言とか物を蹴るなどは、直接的に暴力をされているわけではないですけれども、それによって恐怖を感じさせるという事で精神的な暴力と言われます。精神的な暴力というのは他にも、人間性を否定するような事を言うとか、人前で馬鹿にする、無視をするという事もあります。

また精神的な暴力に入るかもしれないですけれども、生活費を渡さないとか、働いて収入を得る事を禁止するというような経済的な暴力もあります。あと出かけたりとか、お友達や親との付き合いを制限したりする、仕事を辞めさせるといったような社会的暴力もあります。

また夫婦だから、恋人だからという事で望まないセックスを強要したりであるとか、避妊に協力をしない、中絶を強要するといった事も性的な暴力になります。

こういったDVというのは家庭や恋人同士など、他人の目が届かない所で行われるので、はたから見て気付かれにくいんです。なので本人も「夫婦だからこういうものだ」とか「恋人同士だからこうされて当然なんだ」という思い込みや、「それに従うのが当然」というような、ちょっと精神的に操作されてしまったりという事が起こるので、加害者も被害者も自分たちの間に起こっている事がDVなんだという事に気が付かない事が多いです。

「こうされるのは自分が悪いんだ」と被害者の方も思い込みやすいので、我慢をする事で凄く長期化をしてしまう。そうするとDVの内容も長期化すればするほどどんどんエスカレートしてしまうという事が起こるので、気が付いたら心に凄く大きなダメージを受けてしまっていた、またうつ病になってしまったという事もあります。

なので、今お話したような、DVとはどういう事なのかを知っていただく事と、自分の状況がDVであるかどうか事実を客観的に見る視点を持つ事がとても大事です。

Q.最後にユーザーに向けて自己PRがあればお願いします。

カウンセリングサロン ル・ポールの松尾聡子です。夫婦関係のカウンセリングを行っています。扱っているお悩みは夫婦関係のコミュニケーションの改善、離婚やモラハラ、あとセックスレスにお悩みの方の対処法になります。

悩みというのは、解決できる悩みしか起きないんですね。必ず自分の中に答えがあります。でも一人で考えていると同じ思考パターンの繰り返しになりがちなんですね。そうなると新しい解決策を自分だけで見つけるというのは難しい事なんです。

あなたの解決できる力を取り戻して、今の悩みや苦しみを幸せな未来への学びに変えるカウンセリングを提供しています。

また、自分で自分の悩みを解決できるようになるセルフアップ・カウンセラー講座も行っています。カウンセリングや講座についての詳しい内容は、ぜひホームページをご覧ください。